ぐるんとびー誕生エピソード

最後まで輝く人生の時間を!


『人が死んでも良いからやりたいと言ってる事を危ないと言って邪魔するのが、
医療か!?介護か!?お前らは何のためにいるんだ!
そんなもんならやめちまえ!!俺はプールに行きたいんだ!!』

そんな事を僕らに伝えてくれた格好いい人生の大先輩、柳田さん。
40年以上、ずっと続けてきた趣味がプールでした。
咽頭がんの末期、ご本人はプールに戻りたいとおっしゃっていました。

いつ呼吸停止してもおかしくない容体の中で、小規模多機能型居宅介護を
ご利用していました。在宅医療の先生方に協力をもらいながら
亡くなる直前に希望していたプールに一緒に行くことが出来ました。

いざ、プールに入ると、水しぶきが少し口に入るだけで
むせ混みが続く状況。手足にも激痛が走るなか、『痛ぇ、くそっ、痛ぇなぁ!』と
一歩踏み出すごとに凄い形相をしながらも『最後まで俺は歩くぞ』と、
声かけしても止めず、1時間歩き続けました。

その姿をライフセーバー全員が監視室から身を乗り出し見守ってくださいました。

終わってから、柳田さんは

『痛かったけど、最高だったよ!やっぱりプールは良いなぁ〜!!
 これで、いつ死んでも良い。俺は満足だよ。
 明日死んでも悔いはないよ!ありがとな!!!』

と、心から晴れやかな表情で話されていました。

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一歩一歩を踏み出していく、あの背中に、あの生きざまに
一人の人として、また男としても心震わされました。

『これが生きるってことだよ』

そう見せつけられた気がしました。生活を楽しむこと、
そして楽しいからこそ目が輝き、元気になっていく。
いくつになっても、どんな状態でも人は輝くことができる。

『輝く時間を創る』

そのお手伝いができる会社を目指していきます。
柳田さんが大好きだったHOゲージ。日本で初めて作られた
蒸気機関車8620系を開所祝いにご家族から頂きました。

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ぐるんとびーも、これから始める新しい集合住宅型の
小規模多機能介護です。日本で初めてのチャレンジを
天国から見守っていてください。柳田さんのような最期まで
輝く人生を過ごせるように「ぐるんとびー」を作りました。


株式会社ぐるんとびー代表取締役 菅原健介