災害支援の考え方は”最大多数の最大善(幸福)”

その考えが根底にあるからトリアージという概念が生きる、のだと思う。災害の話はおいといて。保険制度を含む色々な制度も結局のところ災害支援の考えとそんなに変わらない。結局は助けられる人を優先的に助けてそこから振り落とされる人はスルーされる。振り落とされる層には目を瞑る、みたいな感じ。

これが本当に災害で今すぐに優先順位をつけざるを得ない状況だと致し方ない、とも思う。しかし、ぐるんとびーにいて感じる日常的な災害(たぶん一般的にいう究極の困難事例のようなニュアンス)は最大多数の最大善から取り残された人・ことに対して時には制度の枠を越えて向き合い対応しているということ。

制度の枠を越えたいわけでも制度に対して喧嘩を売っているわけでもない、と感じる。単純に制度の範囲で振り落とされた人をなんとか助けようとすると制度の枠を越えて活動するしかない、のだと感じる。さらに、この活動を複雑にするのは誰が対応するのかが明確ではないこと。

例えば、このケースには社協?包括?高齢者支援課?それとも地域の事業所?みたいな感じ。誰もお金にならないけど時間と労力だけはかかることに積極的にはなれない。というか、したくても会社の存続ができないような制度の中では動けない。だから困難事例といわれるケースには優秀なコーディネーターが必要なんだと思う。

話を戻すとそもそも制度は全員を守る(助ける)ものではなく6割くらいをカバーするようなイメージ。全員を守る制度ではないのにその制度を全員に当てはめようとすること自体が的外れだとも思う。例えば介護保険とかも6割は助ける。残りの4割は他の制度と併用しながら騙し騙し乗り切る。でもその4割のうちの2割くらいは表面化しない(諦めている、またはどうしようもないと言われて絶望している)層がいる。その2割の一般的には知られないような層にどこまでアプローチするかはそれぞれの会社の考えもあるだろうしキャパもあるだろうしスタッフを守る場合もあるだろうし収益面で断念する場合もあると思う。

困難ケースほどお金にはならないジレンマもあるだろうし。制度の限界もあるだろうし。なんだか難しくてよく分からないけど訪問看護の訪問の場面だけを考えるのなら話は早いし楽。訪問看護で全体を網羅することはかなりキツイというのが体感値としてある。

だからこそ連携が必要なんだろうけど。そこの連携に力を100%注いでいる事業所がどれだけあるだろうか?多分ほとんど無いと思う。訪問看護のその先に何を目指すか。利用者側の視点でどこを目指すか、事業所側の視点でどこを目指すか、そもそも訪問看護が中心でもなく医療が中心でもないということを忘れず謙虚に頑張ろうという意思表示で終わりますwww
現場からは以上で〜す。

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