今年の3.11キャンドルナイトが終わりました。東日本大震災から13年が経過しました。
2024.03.13.Wed
カテゴリ:NPO, イベント, 未来へ
投稿者:菅原 健介
3.11キャンドルナイトが終わりました。東日本大震災から13年が経過しました。
あの時の自分はキャンナスのコーディネーターとして東北で半年間生活しました。
あの時に感じたのは、地域のつながりの大切さ。困った時に、助けてくれる人をつなぎ、増やすこと。それが僕なりの東北を忘れない、悲しみを次に繋げず、つぎにいかすこと。
防災力=地域力のある街づくりの原点となりました。
今日のキャンドルナイトには、ストーリーのある地域の一人一人がつながりがありました。
3年目でしたが、地域の小学校や中学校、地域諸団体、行政の方々やぐるんとびーの子供たちのネットワーク。
亡くなられたぐるんとびー利用者でありキャンナス初代事務局長、キャンナス横須賀代表だった早出さんご夫妻の娘さんである
えりこさんによる演奏。
結婚した元ぐるんとびースタッフであるのんちゃんや、のんちゃんを繋いでくれた神保先生の演奏。
共に歌うのは、神保先生兄弟の教え子のバレリーナのゆきこちゃん。
地域の就労支援の福祉事業をしているミュージックオブマインドのスタッフでありぐるんとびー音楽教室の先生である日沼さんがミュージックオブマインドと、ぐるんとびーキッズの共演をコーディネート。
障害ってなんだろう?と人と人が色とりどりのグラデーションでつながっていました。
プロの和太鼓奏者の方に主催者の富樫さんが突然連絡。それを快諾してくれた上に、藤沢市や湘南大庭地区の和太鼓仲間を巻き込んで、イベントにつなげてくれたり。そこに元ぐるんとびースタッフもいて、みんなで演奏してくれたり。
ぐるんとびーの子供たちが大きくなり、高校や中学の仲間をボランティアとしてつれてきて30名近い学生がボランティアで動いてくれていたり。
沖縄、福岡、名古屋、デンマークなどなど遠方からも同じ想いを持った仲間が応援にきてくれて、デンマークの子供たちが作ったキャンドルが街に灯ったり。
認知症や精神疾患や障害児があたりまえに話していたり。みんな人だし、安心していられて、支え合えていれば、そんな言葉すら薄まると感じられたり。
地域のおばちゃん(お姉様)たちが我が事のようにイベント案内してくださっていたり、地域の福祉の仲間や、いつもぐるんとびーのスタッフや利用者がお世話になってるキッチンカーもきてくれたり。
僕が知らないストーリーも含め、本当に、小さな小さな一つ一つのつながりやストーリーが、そこにありました。
僕は9日の防災キャンプも、今日のイベントも、事前の準備もできず、1参加者として参加しました。
開会の挨拶も、閉会の挨拶も、災害支援関係の話し合いもあり参加できずでしたが、NPOぐるんとびーの主催者メンバーや実行委員の手によって、素晴らしい時間が生まれていたと感じます。
ご挨拶やお礼ができなかった皆様、本当にありがとうございました。
商業ベースではなく、一つ一つの思いをつないでいくと言うこの活動を引き続きご支援よろしくお願いいたします。
クラウドファンディングでご協力いただいた皆様もありがとうございました。
参加や応援してくださった皆様への感謝とともに
主催したメンバーに心から感謝しています。
温かな時間をありがとうございました。