2024年、ぐるんとびーは「地域をひとつの大きな家族に」をテーマに、様々な活動を展開してまいりました。
能登半島地震の緊急支援から始まった1年は、地域に根ざした活動の重要性を改めて実感する年となりました。防災キャンプや3.11キャンドルナイト、SPLASH FESTIVAL湘南大庭2024など、地域の皆様とのつながりを深める活動を継続的に実施。
特に注目すべきは、学校が合わない子どもたちの学び舎として駄菓子屋「クレヨン」を5月にオープンしたことです。また、「恋するようなケア」を合言葉に、利用者お一人おひとりに寄り添う質の高いサービス提供にも取り組んでまいりました。
デンマーク研修の再開、まちかど寺子屋シリーズの開催、外国人介護人材の受け入れなど、人材育成とチームづくりにも力を注いだ1年でした。
本報告書では、これらの活動を通じて見えてきた成果と課題、そして2025年の事業拡大に向けた展望についても詳しくご紹介しています。
原点回帰と新たな挑戦の1年
2024年は、ぐるんとびーにとって原点回帰の年でした。元旦の能登半島地震への緊急支援では、代表の菅原をはじめとする経験豊富なメンバーが現地に入り、医療法人やNPOと連携したサポートチームを組織。新生児用ミルクの配布から避難所の衛生管理まで、幅広い支援活動を展開しました。
一方で、日常の地域活動も着実に継続。自治会の餅つき大会への参加や、2ヶ月ごとの掃除&珈琲+運営推進会議など、住民との顔の見える関係づくりを大切にしてきました。特に印象的だったのは、防災キャンプの実施です。「もしも」の災害時を想定した体験プログラムを通じて、参加者が楽しみながら防災意識を高める機会となりました。
原点回帰と新たな挑戦の1年
2024年は、ぐるんとびーにとって原点回帰の年でした。元旦の能登半島地震への緊急支援では、代表の菅原をはじめとする経験豊富なメンバーが現地に入り、医療法人やNPOと連携したサポートチームを組織。新生児用ミルクの配布から避難所の衛生管理まで、幅広い支援活動を展開しました。
一方で、日常の地域活動も着実に継続。自治会の餅つき大会への参加や、2ヶ月ごとの掃除&珈琲+運営推進会議など、住民との顔の見える関係づくりを大切にしてきました。特に印象的だったのは、防災キャンプの実施です。「もしも」の災害時を想定した体験プログラムを通じて、参加者が楽しみながら防災意識を高める機会となりました。
地域の居場所づくりへの新展開
5月にオープンした駄菓子屋「クレヨン」は、学校が合わない子どもたちの新たな学び舎として注目を集めています。単なる駄菓子屋ではなく、算数や漢字の学習、名刺イラスト作成など、子どもたちが主体的に学べる環境を整備。今年中のフリースクール化も視野に入れており、多様な学びの選択肢を提供していく予定です。
また、3回目となる「3.11への祈り キャンドルナイト」では、デンマークからも灯籠が届くなど、国際的な広がりも見せています。平和への祈りを込めたこのイベントは、震災の記憶を風化させることなく、地域の絆を深める重要な機会となっています。
質の向上と人材育成への取り組み
「恋するようなケアをしよう」という定性目標のもと、利用者一人ひとりに寄り添うケアの実践を推進。メイクやネイルによる自尊心の向上、お墓参りの付き添いなど、その人が大切にしていることを一緒に大切にする姿勢を貫いています。
人材育成においては、まちかど寺子屋シリーズやデンマーク研修など、多角的な学びの機会を提供。特にデンマーク研修では、高齢者施設や教育現場の見学を通じて、福祉・介護・教育の幅広い視点を学びました。参加者は日本全国から集まった介護事業所代表、研究者、医療従事者など多様な顔ぶれで、これからの日本を動かしていく貴重な議論の場となっています。
2025年への展望
2025年は事業拡大期に入ります。春には放課後等デイサービスの開設を控え、鎌倉での新たな展開も検討中です。また、インドネシアからの外国人介護人材受け入れも予定しており、多様な価値観を活かした響き合いの機会を創出していきます。
拡大期を支える人材育成として、管理者と有志によるコアチームを結成し、チームの成長法則や心理的安全性を学びながら現場課題を解決するプロジェクトを立ち上げます。学びと実践を往復する、ぐるんとびーらしいアプローチで、次のステージに向けた土台づくりを進めてまいります。
詳細な活動内容や今後の展望については、ぜひ報告書をダウンロードしてご確認ください。